要件定義から保守・運用に至るまで、多くの作業が伴うスクラッチ開発は、従来、主流の開発手法だった。しかし、猛スピードで変化するビジネス環境への迅速な対応が困難なだけでなく、コストもかさみがちなことから、近年はノーコード開発への注目度が高まっている。
IT資産管理業務のシステム化を例にして、そのメリットを見ていくと、まず要件定義・設計工程においては、コーディング不要のGUIベースでモックアップを作成できることが挙げられる。スクラッチ開発では、一般的に設計書を基に仕様合意を進めるため、後工程で認識のずれが生じやすいが、ノーコード開発であれば、設計書代わりにモックアップを簡単に構築することが可能だ。それを基に仕様合意を進められることから、後工程での変更リスクを軽減でき、仕様の策定/合意作業のコスト削減にもつなげられる。
本資料では、IT資産管理業務のシステム化を例にノーコード開発の5つのメリットを解説する。ノーコード開発ツールを利用することで、どのように作業コストを削減できるのか、スクラッチ開発と比較しながら解説しているのでぜひ参考にしてほしい。