改訂J-SOX法が適用され、企業の内部統制が非財務領域にまで拡大された。幅広い業務領域でデジタル化が進んでいるが、いまだに紙ベースで稟議申請を行っている企業は多い。稟議申請をデジタル化している企業でも、申請書や添付資料などを単にPDF化しただけで、業務プロセス自体はアナログのままというケースもよく目にする。
こうしたアナログの稟議申請では、どんなに精緻にルールを規定しても、ミスや不正行為の可能性が出てくる。一方で、ワークフローシステムを導入すれば、「申請・承認のフローの明確化」「適切な証跡管理」が可能となり、ミスや不正の抑止が期待できる。しかし、現行のワークフローシステムの多くは、企業ごとに異なる規定やルール、業務フローと機能が合わないケースが少なくない。特にSaaS製品は基本的にカスタマイズ対応ができない。
本資料では、内部統制強化の観点でワークフローシステムのメリットおよび、システム導入に当たっての3つのポイントについて解説。その上で、内部統制を強化しつつ、業務効率化を実現するためのクラウド型ワークフローシステムを紹介する。