DXを成功させるには、全従業員がDXの取り組みを理解し、自分事として捉える必要がある。そのためには、ITの基礎知識を含めた“DXリテラシーの習得”が重要だ。もっとも現代の学生は、授業を通じて情報リテラシー教育を受けているため、問題になっているのが既存の従業員だという。しかも個人間だけではなく、部署間のITリテラシーにも格差が存在している状況だ。
こうしたリテラシーギャップを埋め、組織全体のITやDXのリテラシーを高める際に有効なのが、DXの実務において必要な知識の理解度を確認する「DX基礎能力試験」だ。これは、運営側のDXに関する教育支援やコンサルティングといった業務で培われた多様な経験と、経済産業省が提示する「DXリテラシー標準」の考え方を組み合わせた試験となっている。
この試験を実施すれば、各従業員のDXリテラシーの現在地を見極め、DXがどれだけ共通言語化しているかを測ることが可能だ。本資料では、この試験の概要からメリット、活用方法、学習方法まで解説するので、ぜひ参考にしてほしい。