急速にデジタル化が進んでいる銀行業界。従来は、バックオフィスで活用されていたデジタルテクノロジーが、セルフサービス用のオンラインポータルやアプリケーション、チャットbotという形となり、顧客にもはっきりとテクノロジーの存在が認識できるようになっている。
このことは、銀行業務に大きなメリットをもたらした一方で、インフラやシステム、アプリケーションに障害が発生するリスクも高めている。そこで重要なのが、リアルタイムのリスク管理とレジリエンス確保だ。この場合のレジリエンスとは、銀行がテクノロジーリスクに起因する混乱に陥った際にも、通常通り業務を遂行できる能力のことだ。
本資料では、世界12カ国の銀行業界に所属する経営幹部と、その直属の部下を対象に実施された、テクノロジーリスク管理に関するアンケートの調査結果をまとめている。銀行業界が今直面しているリスクとは何か、リスク管理で成功を収めている組織と、そうでない組織との違いはどこにあるのかなどが見えてくる、興味深いレポートとなっているのでぜひ参考にしてほしい。