「システム監視」は、事業部門や開発部門に対して高品質のITサービスを提供する上で欠かせない重要な業務だ。その一方で、運用コストの削減が強く求められる業務の1つでもあり、多くの情報システム部門が解決策としてOSS(オープンソースソフトウェア)ベースのシステム監視ツールを採用している。
だが、OSSの監視ツールを複数導入したことで、逆に運用負荷が増大し、人的リソース不足に陥るケースもある。一般にOSSの監視ツールは、商用製品に比べて操作や維持管理に慣れが必要であり、出力されたメッセージに対して高度なフィルタリングを行うことも難しい。
そのため、管理画面は大量のメッセージで埋め尽くされ、一次切り分けや対応の工数も多大なものとなる。もちろん、そのほとんどは徒労感のある「無視作業」だ。それでは、この状況をどうすれば解消できるのだろうか。本資料では、監視ツール本体には手を加えず、メッセージ対応工数を大幅に削減する方法を紹介する。