Excelのスプレッドシートでデータベースを管理する「データベースのExcel管理」。実際にこうした運用をしている企業の担当者101人を対象とした調査によると、その理由として最も多く挙げられたのが「運用のしやすさ」だという。またその他にも、「長年慣れ親しんできた手法を継続している」という回答も見られた。
一方で、「以前のデータが復元できない」「入力していたデータが削除されていた」「データ共有に時間がかかる」など、Excel管理での問題点やトラブルを挙げる声も多い。これらを解決するのがデータベースのクラウド化だが、72.2%の企業がその実施に意欲的であるにもかかわらず、なかなか進んでいないのが現状のようだ。
本コンテンツでは最新の実態調査から見えてきた、データベースのExcel管理を続けている理由と、そこにある問題点を挙げている。併せて、データベースのクラウド化を阻む障壁を明らかにするとともに、柔軟かつスケーラブルな環境で、データ統合・分析基盤の設計と構築を容易に実現する方法についても言及している。