AIプラットフォームとしての存在感をますます高めるGoogle Cloud。2024年4月に開催されたセッションは、インフラ、ネットワーク、アプリケーションなどの幅広いテーマをカバーしたものだった。まず最新インフラ群として披露されたのが、帯域幅が2倍に強化されたマルチノードGPU対応マシンをはじめ、メインストリームやフロンティアモデルの学習などに特化したGPU、あらゆる種類とサイズのAIモデルに対応するスケーラブルTPUなどのラインアップだ。
特に注目度が高かったのがGoogle Cloud AI、とりわけ開発者向けの生成AIである「Vertex AI」だった。Gemini 1.5 Pro、Imagen 2などのモデルへとアップデートされた他、モデルをカスタマイズして使いこなせるチューニング機能がGeminiモデルでも利用可能になった。また、プロンプト管理では、パラメータを含むバージョン管理、コンソール上での生成結果の比較といった新機能も追加された。
Vertex AIの進化はこれだけではない。本資料では、濃密なセッション内容をまとめており、その最新情報をチェックできるようになっている。AIおよびクラウドの「今」と「これから」を理解する上で必見といえる内容だ。