従業員の出張は遠隔地での活動が多いため、経理部門が経費の実態を把握しづらく、費用の種類も多様で、申請も自己申告に頼りがちだ。その結果、不正が発生しやすいといわれている。例えば、水増し請求や、架空領収書の使用といった、不正な申請はよく聞かれるものだ。
他にも、出張費に関する不正では、“カラ出張”などの虚偽申請、重複請求、不適切な経費の混在、マイルやポイントの不正利用などが挙げられる。経理部門がこれらのリスクを防ぐためには、社内規定やシステムの整備、定期的な内部監査の実施など、アナログ/デジタルの両面から対策を講じる必要がある。
本資料では、出張費精算における5大不正の中身を詳しく確認しながら、それらを防ぐための6つの対策を解説する。あわせて、出張費精算を効率化するためのチェックリストも紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。