労働力人口の減少や人材の流動化が進む中、せっかく確保した人材を定着させ、スキル・能力を発揮してもらうための環境づくりが大きな課題となっている。しかし、仕事を教える時間が取れず、「採用したばかりの社員が辞めてしまった」という経験のある人事担当者もいるのではないだろうか。
そのような状況を放置していては、中途採用者だけでなく、既存社員の離職にもつながってしまうため、早急に「仕事を教える」体制を整える必要がある。とはいえ、例えば研修を実施するといった対応だけでは、実際の業務をスムーズに行えるようになるとは限らない。そこで、人材の育成を効率的かつ効果的に進められる手順書作成を模索する企業も多いが、思うような成果は出ていないようだ。
本資料では、人材定着率を高めるための環境づくりについて、仕事の教え方の観点から考えていく。優れた手順書があれば、教える/教わるの効率化だけでなく、作業の標準化を図ることも可能だ。手順書導入のメリットを確認し、早速その作成に取り掛かってほしい。