製造業においてはQCD(Quality:品質、Cost:コスト、Delivery:納期)が重要な要素であり、これらの改善が事業の発展に大きく影響する。中でも改善余地が大きいのが「納期」だ。納期の改善には機械稼働率の向上が欠かせないが、人手不足や属人化が原因で、セッティングの段取りや故障時の復旧に時間を要し、稼働率を低下させてしまうケースが往々にしてある。
この問題を解決するには1人の従業員が複数のスキルを身に付ける「多能工化」が効果的だ。多能工化には、業務の標準化とその浸透・定着、さらにその後の改善が必要だ。その基盤となるのが「マニュアル」だが、現状数多く使われている作成ツールには、さまざまな課題がある。
そこで注目したいのが「マニュアル作成・共有システム」だ。本システムでは、画像・動画を用いたマニュアルがPCやタブレット、スマートフォンから簡単に作成できる。画像・動画によるマニュアルは、複雑な動きや手順も分かりやすく伝えられるため、業務の再現性を高めるために非常に有効だ。本資料では、多能工化の実現に必要なマニュアル作成・運用のポイントや、本システムの特長、導入事例などを紹介する。