脆弱性が放置されたUTMを脱却、セキュリティ強化の鍵はクラウドにあり

　従来サイバー攻撃対策として主流だったUTM（統合脅威管理）。しかし最近では、UTMが正しくアップデートされず、脆弱性が放置されるケースが増えている。こうした状況では、外部からの不正接続や、取引先へのマルウェアの拡散を防ぐことは難しく、情報漏えいや業務停止のリスクが増加してしまう。

　そこで注目したいのが、クラウドを中心としたアプローチだ。ゲートウェイとなるUTMはハードウェアを含めアップデートは自動で行われるため、設定や管理の簡素化が可能。さらにネットワーク機能とセキュリティ機能を一体化し、クラウド上で提供する、統合型SASE（Secure Access Service Edge）への拡張によるセキュリティ強化も見逃せない。単一ベンダーが提供するため、管理ダッシュボードも問い合わせ先も一元化できる点が大きな特長となる。

　また、どうしても残ってしまう社内ツールに安全に接続するためのクラウドVPNも提供される他、専門のリサーチ集団による高度なセキュリティ対策が常に反映されるなど、多くのメリットが期待できる。本資料で、その実力をぜひ確認してもらいたい。