ハイブリッドクラウドが当たり前となる一方で、パブリッククラウド上のデータに関する経済安全保障上の懸念が高まっている。またアプリ開発においても、開発の効率化とセキュリティの向上が重要な課題となった。さらにリモートワークの急速な浸透によって、従来のセキュリティ境界が曖昧になりつつあるのも大きな問題といえる。
これらの事象に共通しているのは、DXの進展によるIT運用を取り巻く環境の変化にキャッチアップできていないという現実だ。特にセキュリティに関しては、従来の手法を抜本的に転換する必要に迫られている。こうした状況において重要性が認識され、注目度が高まっているのが、IAM(Identity and Access Management)やIDaaS(Identity as a Service)といった、ユーザー認証とアクセス制御のための認証基盤だ。
本資料では、DXの進展に伴い顕在化した、さまざまなセキュリティの課題について解説する。併せて、こうした課題を解消する包括的な認証基盤の必要性を解説するとともに、これからの認証基盤に求めるべき4つの要件を紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。