コロナ禍を契機に、“オプション”扱いだったオンライン会議は、会議スタイルの主流になりつつある。社内での情報共有を中心に、既存顧客や協力会社など社外との打ち合わせでもオンライン会議が増加している。一方でオンライン会議の開催頻度が高まり、顕在化しているトラブルや不満もあるようだ。
その改善策を模索する上で参考になるのが、早期からオンライン会議が活発に利用されていた米国企業の取り組みだ。コロナ禍の中で実施した日本の調査結果と同じ傾向が、コロナ前の米国でもすでに見られていた。特に目立つトラブルが音に関するものだ。トラブル原因のトップ3が、聞き取りづらいなど「音声」にまつわるものだった。
ただ、その主要な原因であるバックグラウンドノイズやエコーのほとんどは、会議用の音声設備を見直すことで回避できる。本資料では、日米のオンライン会議の実態をレポートするとともに、音声トラブルを解消するための音響関連設備の要件を解説する。中には、withコロナ時代のニーズに対応する非接触マイクも登場し、注目されているという。