組織が提供するあらゆるサービスが、さまざまなITコンポーネント同士の複雑な連携に依存するようになった。この場合のITコンポーネントとは、物理サーバ、仮想マシン、データベース、アプリケーション、ストレージ、ネットワーク、さらにはクラウドリソースや、クラスタなどを指す。
現状では多くの組織で、ITインフラやITコンポーネントの相関が複雑化しており、ひとたび問題が発生するとその原因特定や解決に多大な時間を要するようになってしまった。この状況を打開するものとして今、大きな注目を集めているのが、クラウドベースで提供されるITサービスマネジメント(ITSM)ソリューションだ。その最大の特長は、IT運用管理(ITOM)機能を追加、統合できる点にある。
本資料では、ITインフラによるサービス提供の仕組みを明示することを「ITサービスの可視化」と定義し、この可視化により、サイロ化の排除やプロセスの簡素化、迅速な問題解決が可能になると解説している。併せて、ITサービスの可視化を実現するための具体的な方法、推奨されるソリューションについても紹介しているので、参考にしてほしい。