「DX白書2023」によると、全社戦略に基づいたDXに取り組むことができている企業の割合は54.2%で、まだ部分的なデジタル化にとどまっているケースが多いという。この現状を打破し、経営に貢献するDXを実現するには、社会全体の変化に対応し、恒久的に業務を改善できる環境づくりが必要となる。
例えば最近では、インボイス制度や電子帳簿保存法をきっかけに、経理業務のDXに取り組んだ企業も多いだろう。ただし、経理業務DXによって経営への貢献を実現するには、電子化のメリットとコスト削減のインパクトの観点から、適切な対象業務を選定してDXを進める必要がある。そこで検討したいのが、アナログな特性を強く持つ「請求書業務」のDXだ。
請求書をデジタル化して一元管理することで、経理/会計処理を効率化し、財務処理で扱うデータの正確性や適時性を向上させることも可能になるため、経営に大きなインパクトを与えられるだろう。本資料では、「戦略経理」への第一歩として請求書業務のDXが有効な理由を解説するととともに、その実践に向けて活用したいサービスを紹介しているので、参考にしてほしい。