ハイブリッド/マルチクラウド化や、Webサービス/API公開が一般化するにつれ、ネットワークとセキュリティの運用が複雑化している。この現状を打破し、接続性と安全性を保ちつつ可視性を高める方法として注目されるのがマルチクラウドネットワーキングと、その一分野であるWAAP(Web Application and API protection)だ。
マルチクラウドネットワーキングのコンセプトに基づく製品は、既にさまざまなものが市場に登場しているが、多くは従来のSD-WANの拡張にとどまっている。しかし近年は、アプリケーションレイヤー、つまりレイヤー7までのセキュリティにも対応し、WAFやAPIセキュリティ、bot対策なども含めSaaSとして提供する製品も登場し、進化を遂げている。
本資料では、マルチクラウドネットワーキングの基礎から、WebサービスやアプリケーションAPI公開におけるセキュリティ強化といった具体例について詳しく解説している。またWAAPと、クラウド側にロードバランサーやWAFなどの機能を仮想アプライアンスとして導入して一括管理することの違いについても触れられているので、参考にしてほしい。