Webマーケティングでは、ポストCookieに向けた取り組みが熱を帯びている。EUの一般データ保護規則(GDPR)、国内でも情報保護法が改正されるなど、デジタル広告に対する規制が進む中で、サードパーティーCookieをブロックしたり、段階的な廃止を計画したりする企業が増え始めている。
ただ、Cookieは広告主だけでなく、ユーザーへの優れたエクスペリエンスの提供にも貢献してきた。そこでCookieに代わる仕組みと、その先のデータ活用法が模索されている。候補の1つは、プライバシーサンドボックスだ。ユーザー個人を特定せず、共通のニーズでセグメント分けすることで、ユーザーの匿名性を保ちながら、広告主は広告効果を測定できるようになる。
加えて、大本命と見なされるサーバサイドタグという手段もある。本資料では、これらのポストCookieの仕組みと、求められるWebマーケティングスキルがそれによってどのように変化するかを解説している。その内容は、次代のマーケテックにいち早く適応するための指針となるだろう。