クラウドや物理、仮想環境にインフラが分散する今、ネットワークを構成する全ての機器を監視することは難しくなっている。この状況を改善するには、多くのネットワーク監視ツールに備わるネットワークマップ機能を活用することが有効だ。
中でも、ネットワーク内に点在する機器の相関関係を図式化した「トポロジーマップ」は、障害発生時の影響範囲の特定などに役立つ。一方で、ネットワーク構成に変更があると、その都度作成し直さなければならないという難点もある。また、「ネットワークのどこで何が起こっているのか分からない」という声も多い。
そこで本コンテンツでは、物理、仮想、クラウドなどのプラットフォームを問わず、ネットワークやサーバ、データベースなどをまとめて監視する統合ネットワーク監視ツールを紹介する。同ツールであれば、マウス操作により約1分でリアルタイムのトポロジーマップを作成し、更新も自動化できる。また、機器の位置や相関関係、監視データをグラフィカルに図式化できるため、一目で状況を把握することも可能だ。