国際社会で活躍できる人材を育成することを目的に、「グローバル探求コース」を2023年に開設した近江高等学校。同コースを開設するに当たり、同校では内田洋行の「未来の教室」というアプローチに着目。教室ごと海外とつなぎ、生徒がリアルタイムな英会話を実践できる「Mirai Lab」を設立することとなった。
ここで課題となったのが、広い教室でも小声でも確実に収音でき、大画面モニターを介して自然に会話できる映像音響設備を、いかに構築するかという点だった。そこで同校は、一般的なマイクではなく、収音性能に優れたシーリングアレイマイクロフォン4基を天井に設置。また、自然なコミュニケーションをサポートするため、AIを活用した音声信号処理ソフトウェアも活用し、紙めくり音などの突発的なノイズを抑制した。
4回のテスト授業と体験会では、普段通りの声量で発した言葉も確実に捉えられ、声が聞き取りにくいといったトラブルも少ないなど、参加者からの評判も上々。授業の度に設定を調整する必要もなく不要で使いやすいと、高く評価されているという。本資料では同校の事例を基に、これらのソリューションの実力を詳しく紹介する。