インターネット経由で遠隔地のPCを操作できるリモートデスクトップ。場所を選ばず利用できる柔軟性をはじめ、既存の環境をそのまま転送するためソフトウェアやデータ移行が不要で、導入も手軽であることから、テレワーク対応やBCP(事業継続計画)対策として広く活用されている。
一方で在宅勤務向きのソリューションであることから、長時間労働につながりやすく、接続時間などの管理機能を備えた製品を利用するなどして働き過ぎを防止することが望ましい。また、リモート側の性能はホストに依存するため、快適な操作性を確保するには十分な性能を備えたPCの設置が必要となる。さらに、そのPCの故障対策としてデータのクラウド保存といった対策も実施しておきたい。
本資料では、価格や性能、セキュリティ、通信環境、対応OSといったリモートデスクトップツール選定のポイントや運用時の注意点について解説する。中には、設定不要で即時導入、ダッシュボードによる接続履歴や利用状況の可視化に加え、暗号化通信による画面の転送で安全な在宅勤務を可能にする製品もあるという。