IBM i をはじめとした基幹系システムには、企業が培ってきたロジックやノウハウが詰まったアプリケーション資産が多数存在することから、ビジネスの継続性を考慮して、同じシステムを使い続ける企業は多い。一方、近年はDXなどによる環境変化への追随も求められている中でSaaSの活用も増えており、両者を連携させようという動きが活発化している。
こうした中、IBM i とSaaSとのリアルタイム連携を可能にする手段として登場したのが、基幹系システムの外部インタフェースをAPIで公開するというものだ。これにより、例えばIBM i の商品マスターや在庫情報をkintoneに連携させて、外出先で検索/参照/更新したり、IBM i からのメッセージをLINEで通知し、ユーザーがその場で応答したりすることもできるようになる。
また、端末エミュレータが不要となるなど端末環境の自由化にもつながり、ハンディーターミナルをスマートフォンなどに置き換えることも可能なため、ネットワークを含むコストの低減など、多くの効果が期待できるという。本資料では、そのメリットや実践方法を詳しく紹介しているので、参考にしてほしい。