リモートワークに適したモバイルノートPCの要件とは？　事例に学ぶ正しい選び方

　コロナ禍は、多くの企業に働き方の変革を求めるとともに、BCP（事業継続計画）対策の重要性を再認識させた。産業用のけい砂メーカーとして定評のある山川産業もそうした企業の1つだ。

　だが、リモートワーク導入などの対応に当たって問題となったのがPCだ。ごく一部を除いてデスクトップPCが使われていたため、在宅勤務に適したノートPCが不足していたのだ。また、外出機会の多い営業担当者を考慮すれば、持ち運びやすいようにできるかぎり軽量・薄型かつ堅牢であることが望ましい。当然だが、基幹系システムにアクセスする従業員もいるので、セキュリティの確保も重要なポイントになった。

　ただ、全社的にデスクトップPCからモバイルノートPCへ切り替えるというのは、従業員体験にも大きな影響が出る。同社は、コストパフォーマンスよりも従業員体験を優先し、実際の使用感を社内で試すなど工夫しながら、選定を進めたという。同社が選んだモバイルノートPCはどのような製品になったのか。本資料で、その検討のポイントから実際の導入効果までを詳しく紹介する。