小麦や大豆などの穀物の調達から販売まで手掛ける「昭和産業」。天ぷら粉やホットケーキミックスなどで知られる同社だが、小麦粉や食用油などを大手コンビニエンスストアに提供している他、グループの製パン工場もサプライヤーとして商品をコンビニに納めている。
同社では、これらの需給管理におけるシミュレーション精度の向上が課題となっていた。正確な需給管理を行うには、商品の特性や日々の気温・湿度などを考慮する必要があり、過去データの活用が不可欠だが、同社ではExcelを使い手作業でデータの抽出・転記を行っていたことからシミュレーションに割ける時間を十分に確保できなかった。また、属人化による弊害も発生していたという。
こういった課題を解決するために、同社はノーコードのクラウドデータベースを導入した。操作が簡単であること、複数の課題に同時に対応できコストを抑えられること、自由度が高く導入後の改修がしやすいことなどが採用の決め手になった。導入後は入力作業が大幅に削減でき、注力すべき業務に集中できているという。本資料では、同社の事例を詳しく紹介する。