auカブコム証券では、ネット証券会社としての金融サービス業務にSaaSを積極活用している。その一方で、管理すべきIDが増加するとともに、Excelによる個別の台帳管理の運用負荷が高まり、その不確実性も増していった。
そこで同社が導入したのが、ユーザーIDの棚卸に特化した専用ツールだ。これにより、それまで最長で2カ月を要していたID棚卸を1週間に短縮するなど、作業は劇的に効率化された。しかし、データ共有機能がなかったため、特定の担当者のみの利用となってしまい、属人化という課題は依然残っていた。
その解決策となったのが、ID棚卸のクラウド化を実現し、マルチユーザーでワンストップのID棚卸が可能になった、同ツールの最新版だった。本資料では、ID管理/棚卸の負荷を軽減し、正確性も向上させたという同社の事例を基に、ID棚卸業務を効率化する方法を紹介する。