サンルーフや燃料タンクといった自動車業界向けの部品製造を手掛ける八千代工業。同社では社内業務の効率化を図るため、2021年に「間接業務合理化プロジェクト」をスタートし、RPA導入による給与計算業務の自動化など、一定の成果を挙げることに成功した。
一方で、紙に依存した業務や承認フローに関してはRPAを適用できず、同社は次のステップとしてそれらの業務をデジタル化する取り組みを開始した。その推進に向けたソリューションを探す中、ノーコードでアプリ開発ができ、さらに初期費用がかからず月額費用だけでスモールスタートが可能なクラウドデータベースを採用。まずは高い工数削減効果が期待できる工場設備の仕業点検アプリの作成に着手した。その稼働により、従来紙のチェック表で行っていた点検業務をタブレットに移行し、年間2400時間もの工数削減を見込んでいるという。
今後は、これらの実績をもとにさらなる業務効率化を目指している同社。本資料では、その取り組みをさらに詳しく見ていく。ノーコード開発ツールを使って業務改革を加速する好事例として、ぜひ参考にしてほしい。