改正電子帳簿保存法の宥恕期間が終わっても、依然として対応に頭を抱えている組織は多い。その背景には、法改正から間もないために他社の参考事例が少ないこと、業務への影響範囲が広いことなどがある。このため「まだ何も着手できていない」「具体的にどのように社内環境を整備すればよいか分からない」という声も散見される。
改正電子帳簿保存法にスムーズに対応したいなら、プロジェクトのスケジュールと進捗を可視化し、対応項目を明文化した「プロジェクト管理シート」の作成から始めることが望ましい。また、社内で扱っている各種帳票の棚卸、既存システムの改正電子帳簿保存法対応状況確認などの現状調査を行い、必要に応じてシステム刷新を検討する必要もあるだろう。
本資料は、改正電子帳簿保存法に対応したい企業に向け、実務対応をまとめたマニュアルだ。「現状調査」と「業務フローの検討と確定」という2つのステップに分け、それぞれについて詳細に解説。プロジェクト用の書類のサンプル、運用フローのイメージ図なども交えた、実践的な内容になっている。