企業が利用するシステムが多様化し、拡大するにつれて、運用業務の負荷は増していく。運用業務の省力化を図るには運用の自動化、問題の素早い検出や予測といったアプローチが欠かせない。
そうした課題を解決するために、システムの稼働状況を可視化し、把握できるようにする「オブザーバビリティ」(可観測性)が脚光を浴びている。システムが生成するログや稼働状況のデータを集約して分析し、問題の分析や予測に役立てることが可能だ。システム運用や開発だけではなく、ビジネス目標の達成や顧客体験向上にもメリットがあるという見方もある。
本資料は、オブザーバビリティに対する意識調査の結果を交えながら、オブザーバビリティのメリットと実現における課題を取り上げる。