リモートワークの普及に伴い、Microsoft 365に代表されるSaaSアプリケーションの利用が急増している。だが調査によれば、53%の企業が自社のSaaSアプリケーションのデータ消失/破損を経験しているにもかかわらず、59%の企業はそのデータを保護するための対策を、何も行っていないことが明らかになった。
この状況は非常に危険で、例えばMicrosoftは、Microsoft 365のインフラには責任を持つが、データの責任は顧客側にある。またMicrosoft 365では地理的冗長性が提供されているが、これはサイトやハードウェアの障害対策でしかないため、バックアップとは別物であり、データの意図せぬ削除、内部/外部のセキュリティ脅威、法的要件やコンプライアンス要件などに関しては、顧客自らが対応する必要がある。
また急速に普及するTeamsに関しても、データはもちろん、設定や構成、メンバーシップなども保護しなければならない点は注意が必要だ。本資料では、Microsoft 365のデータ保護が必要な7つの理由について解説するとともに、その解決策として、あるバックアップソリューションを紹介しているので、参考にしてほしい。