定着率7割超、ソフトバンクは“営業向け生成AI”の導入／活用になぜ成功した？

　ソフトバンクの西日本営業本部では、営業に特化した生成AIのシステムを構築し、提案シナリオの自動生成や、顧客企業の分析などに役立てている。この取り組みで特筆すべきなのが、社員2人で始めてから、わずか3カ月でリリースに至ったことと、リリース後4カ月経過した後も、7割以上の定着率を維持できていることだ。

　その背景には、同社が顧客向けに提供している、クラウドベースの生成AI初期環境構築パッケージの存在がある。生成AIの魅力を顧客に訴求するため、まずは営業自身が率先して生成AIへの理解を深めることとなった。導入／構築のしやすさと、取り組みを主導した社員2人の行動力の高さもあって、短期間での社内展開に成功したという。

　また導入後は定着率を高めるため、理解促進施策として勉強会を開催したり、活用促進施策としてプロンプトコンテストを実施したりといった、さまざまな工夫を行っている。本資料では、同社の取り組みを詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。