DXの加速に伴い、ビジネスで扱うデータが年々増加し続ける中、それらを格納して運用するためのデータベース(DB)の可用性を確保することは、あらゆる組織にとって極めて重要となった。例えばOracleでは、自社DB向けのHAクラスタ製品など“高可用性機能”を提供しており、多くのユーザーが利用している。
しかし、ベンダーが提供する高可用性機能が使用できる条件をユーザー側が満たせない場合、「DB自体のバージョンアップによって代替機能への移行が必要となる」「機能自体がサポートされなくなる」など、何らかの理由で使えなくなることもある。そのため、ユーザーはこうした事態に備えて、自身の手で可用性を高めたり、確保したりするための対策を講じておくことが必要だ。
本資料では、代表的なDBであるOracle Databaseを例に、「高可用性機能を使う条件を満たしていない」「サポートが終了する」といった高可用性に関する6つの課題を挙げて、それぞれの解決策を解説する。さらに、こうした事態への備えを万全なものとするためのHAクラスタソフトウェアを紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。