将来を見据えたDX(デジタルトランスフォーメーション)推進のため、ビッグデータの活用基盤としてクラウド型データウェアハウスサービスを導入したAGC。しかし、社内標準のBIツールは専門的で難易度が高く、使いこなせるユーザーが限定的であることが課題だった。
同社はこの状態を改善するために、誰もが使えるユーザーライクなBIツールの導入に踏み切る。シンプルなUIで誰でも簡単に利用できる、それでいて複雑な用途にも対応できる機能を備えたツールの導入で、多くの社員に「率先して自分なりに活用」するマインドが浸透し、データ活用を社内文化として根付かせることに成功している。
具体的な導入効果としては、受注関連情報伝達の自動化により100以上の拠点におけるタイムリーな状況把握を実現したことや、外部委託で2~3週間かかっていた帳票作成を内製化して2時間程度に短縮し、大幅な効率化による生産性向上とコストダウンに成功したことなどが挙げられるという。本資料では同社事例を基に、新たに導入したBIツールがもたらした効果について詳しく紹介する。