DXの実現に向け、レガシーシステムのモダナイズに取り組む企業が増えている。一方、「自社に合うSaaS製品が見つからない」「クラウド移行で逆に運用負荷が増えた」という声も少なくない。特に、稟議をはじめとした申請/承認業務においては、SaaSの標準機能では対応できず、紙の運用が残ってしまうことも多いようだ。
こうした状況を回避し、システム全体をモダナイズするには、ワークフロー統合のアプローチが有効となる。これは、ワークフロー機能のみを切り出し、ワークフロー基盤に統合するというもので、複雑なフローに対応できる上、内部統制を維持した状態でエンドツーエンドの電子化/ペーパーレス化を実現できる。
ただし、運用管理を考えると、マスターの不整合を解消できるワークフロー基盤であるかを重視して選ぶ必要がある他、SaaS移行の際はセキュリティ上問題ないシステムであるかどうかを慎重に見極める必要もある。本資料では、適材適所のSaaS導入がもたらす3つの課題や、業務システムをモダナイズする上での3つのポイントを詳しく解説しているので、参考にしてほしい。