世界各地に多くの拠点と従業員を抱える「Microsoft」。同社では、世界中の全ての個人・組織がより多くの成果を挙げられるようにするというミッションに基づき、従業員のキャリアや能力開発をサポートする多様な取り組みを推進している。
その実践にはHCM(人的資本管理)が重要な役割を果たすが、同社では以前、HCMに大きな課題を抱えていたという。具体的には、各事業部門がそれぞれのニーズを満たすプロセスを構築していたことで、既存のシステム間や人事のデータウェアハウスを介したデータ送信に3日もかかるなどの課題が発生していた。こうした状況を解消すべく、人事テクノロジー機能の最新化を決断する。ただし、限定的な導入で済ませてしまっては社内から不満の声が噴出することが予想されたため、エンドユーザーを含む社内チームを招集し、さまざまな角度で検証を進めていった。
同社は、数年にわたる段階的な導入を経て、2021年に人事情報システムのグローバルロールアウトを完了させた。本資料では、同社のHCM変革の取り組みを詳しく紹介する。世界トップクラスのテクノロジー企業の取り組みから多くの学びが得られるはずだ。