ビジネスの成長に不可欠となったデジタルトランスフォーメーション(DX)だが、どう推進していけばよいのか分からないという企業は今も少なくない。そこで参考にしたいのが、精密機器メーカー「オプテックス」の取り組みだ。
同社では、リーマンショックによる経営危機を乗り越えるため、業務プロセスを改革する「Inner DX」と、ビジネスモデルを改革する「Business DX」の両軸でDXに着手。その実現に向け統合型ERPを導入し、ペーパーレス化や生産・在庫管理の効率化を進めた他、データを即時・正確に一括管理できる体制を構築したことで、ダイレクトマーケティングに立脚したビジネスモデルへの転換に成功した。
本資料では同社社長である上村 透氏へのインタビューに加え、4人の識者による座談会を掲載している。「Kaizen Platform」CEO須藤憲司氏や、アイドルグループを引退した後に「Dct」を設立してCEOとして活躍する島田晴香氏、「ニューズピックス」CCOなどを歴任した「PIVOT」CEO佐々木紀彦氏らが、同社の取り組みについて語り合い、DXの成果を最大化するポイントを探る。