デジタルトランスフォーメーション(DX)はビジネスの成長に不可欠な取り組みだが、いざ実践するとなると「どう進めるべきか分からない」という企業は多い。そこで参考にしたいのが、経済産業省が発表する「DX銘柄」に3年連続で選ばれ、DX銘柄2023では「DXプラチナ企業2023-2025」に選出されたトラスコ中山の事例だ。
機械工具の卸売業で発展した同社は、顧客への利便性向上を追求し、電話やFAXを使った手作業での受注業務から脱却すべく、2006年から本格的にDXに着手。また、DXの第2段階である「業務プロセスのデジタル化」においては、業務の形式にシステムを合わせるのではなく、多数の企業に適合する標準モデルを活用。さらに、イノベーションを量産する思考「デザインシンキング」も取り入れ、着実に変革を進めていった。
地道な取り組みが実を結び、顧客のニーズにこたえる新たなサービスも生まれ、売り上げは2倍に。同社にとってDXは「成長のための大きな力」であると語る。本資料では同社の事例から、DXのリアルと成功の秘訣を探っていく。採用されたソリューションも明らかにしているので、参考にしてほしい。