施設案内や見学対応の無人化を可能にする“パーソナルロボット”。人材不足への対応の他、コスト削減や業務効率化を目的に、さまざまな分野で導入が進んでいる。その活用でより効果的な人的リソース活用につなげているのが、石川県の葬儀会社「シオタニ」だ。
同社はバリアフリーな平屋建てや、家族葬専用の邸宅型会館など、金沢市内で16の葬儀会館を展開している。バリエーションが豊富なことから、事前に見学して自身の葬式のイメージを練る顧客も多くいるという。そのため、全ての葬儀会館にスタッフを常駐させ、飛び込み客の訪問にも対応できるようにしていたが、会館によっては顧客の訪問がない日もあるなど、スタッフのリソース分配や人件費の観点から無駄が生じていた。
その解決に向け、同社は自律走行型のパーソナルロボットを導入する。それにより遠隔対応を通じた葬儀会館の無人化を実現し、熟練スタッフの高度な知見や豊富なノウハウを「人間にしかできない業務」に注力できる体制を構築した。本資料では、同社の取り組みとそれを支える製品について詳しく紹介する。