人事労務の担当者にとって、給与計算はミスがあってはならない業務だ。そのため、細心の注意を払って業務に当たっている担当者がほとんどだろう。しかし、どれほど注意してもミスをゼロにするのは難しく、思いがけないミスに肝を冷やした経験のある人も多いのではないだろうか。
実際にあったトラブルを見てみると、賞与明細のPDFを誤送信してしまった事例がある。その原因には、「多忙を極めていた」「送信日を遅らせられないプレッシャーがあった」「明細の個別発行やメール送信など手作業が多かった」などが挙げられる。こうした状況を生まないためには、Web明細の送付機能がある給与計算ソフトを導入したり、ダブルチェックの体制を整えたりすることが必要だ。
この他にも、「金額の桁を間違えて振り込んだ」「保険料控除額を間違えていた」というトラブルが実際に発生している。本資料では、「給与計算業務のミス」で実際にあった3つの事例を取り上げ、トラブルの対処方法と再発防止策を具体的に解説する。本資料を現状の業務フローの点検や見直しのきっかけとして、ぜひ役立ててほしい。