広告効果の指標として用いられることの多いラストクリック評価だが、この手法には適正に認知施策を評価できないという課題がある。ある調査によると、ユーザーがコンバージョン(CV)に至るまでには約4回の広告接触と一カ月近いリードタイムが発生していることが分かっており、この手法では獲得に強い施策以外を評価できず、CV数が頭打ちになることが指摘されている。
広告の費用対効果を評価する際には、従来のROAS単体でなく間接効果も加味した「TOTAL ROAS」が重要であり、認知施策から獲得施策までの全てを適切に評価していく必要がある。そこで注目したいのが、正確なデータ取得により、認知媒体や接触情報などの間接効果まで可視化できる測定ツールだ。
高精度なトラッキングによる乖離の少ない正確なデータ取得と、1CV単位の間接効果の可視化が可能になる。またCRMなどの各種ツールとのデータ連携によって、施策の再現性を確立できる。本資料では導入企業の事例を交え、同ツールについて詳しく紹介する。