世界各国で気候変動への対策が進められる中、投資家や消費者の脱炭素への関心が高まり、企業にとってCO2排出量削減の取り組みが必須の状況となっている。そのため、オフィスや店舗における電力消費の効率化による省エネを推進している企業は多いだろう。
しかし、電力使用量の削減はやみくもに進めてもうまくはいかない。まずは、どこでどのくらいの電力が使われているのかを把握することが必須である。その上で電力使用量を削減できそうな部分や課題を特定し、節電意識を高めたり効率的に省エネを実践できるソリューションを活用したりすることで電力使用量の削減につなげていくことが大切だ。
そこで必要となってくるのが、電力使用量の可視化ソリューションだ。これは、分電盤などにセンサーを設置し、IoTプラットフォームを活用してリアルタイムな電力使用状況や日・月単位などでの電力使用量を見える化するものだ。店舗単位といった可視化も可能で、省エネに向けた課題を明確化、定量化できるソリューションとして期待が高まっている。本資料では、電力使用量の可視化から削減までのステップと、電力可視化ソリューションについて、さらに詳しく見ていく。