サステナブル経営に対する意識が高まる昨今、気候変動への対策や人的資本の活用など、ESG(環境・社会・ガバナンス)に関する情報開示の重要性が高まっている。しかし、ESGデータの収集に当たっては、人手による作業も多く、また複数部門や地域・国に散在するデータをかき集めなくてはならないなど、作業負荷が高いことが多い。そのため、データの収集・分析の効率化が大きな課題となっている。
そこで注目したいのが、ESG情報の収集から分析までをデジタルでサポートするクラウドサービスだ。同サービスを使えば、ステークホルダーのニーズに応じたESG項目をユーザー自身で簡単に定義できるようになる他、メールやExcelなど既存の仕組みを活用し海外拠点や取引先からのデータ収集も容易になる。
また、収集データをBIツールで可視化できるのはもちろん、長期にわたるESG項目の推移を経年で把握できるなど、ESGデータの収集・可視化・分析の効率化だけでなく、サステナブル経営の高度化を後押しするサービスとしても期待が高まっている。本資料では、同サービスの特徴を、開示情報の定義/収集/データ活用/開示という4つのプロセス別にさらに詳しく見ていく。