ハードウェアメーカーであれば、良質な製品を作ることで顧客から信頼を勝ち取ることもできるが、システム開発会社が手掛けるのは目に見えにくいシステムであるため、なかなかそうはいかない。特にスタートアップなど、営業専門部署を持たないシステム開発会社では顧客からの信頼獲得に苦慮しているケースも多い。
設立間もないシステム開発会社のHAPILYも同様の体制だが、独自の考え方に基づく取り組みで、顧客との確かな信頼関係の構築に成功しているという。そのポイントの1つとなるキーワードが「共感」だ。同社では商談時、顧客の要望を素早く正確に理解することを重視する。それができていれば、作りたいシステムの概要を念押しする際に、「そういうことをやりたかった」と共感が生まれる。
この共感が、顧客の視点に立って本当に使われるシステムを開発するために必要なのだという。本資料では同社CEOへのインタビューを通じ、営業チームを持たないシステム開発会社が顧客からの信頼を獲得するためのポイントを、さらに深掘りして解説する。