ポイントは開発コストの見える化、システム開発会社が成約率を高めるためのコツ

　テレワークの普及やDX推進などを背景に、システム開発へのニーズが高まる昨今。システム開発会社への問い合わせが増加しているが、「技術力や実績もあるのになかなか成約につながらない」という悩みが多く聞かれる。その要因はさまざまあるが、1つに費用内訳の透明性が確保できていないことが挙げられる。

　顧客は当然「この金額を支払う価値がある」と判断したうえで発注に踏み切るが、システム開発の工程は分かりづらく、各工程にどれくらいの工数がかかりどれだけの費用がかかるのかが“ブラックボックス化”しがちだ。また、システム開発の場で膨らんだアイデアをそのまま見積もると大きな金額になってしまい、信頼関係が崩れてしまうケースもある。

　そのため、成約率を高めるには見積書のブラックボックスをなくし、費用の見える化を図ることが必須となる。また、「今回のプロジェクトでの見積書」と「エンハンスの開発をする際にかかる費用の見積書」といった形で提出することも大切だ。本資料では、開発コストや見積書の作成・提出の観点から、システム開発会社が成約率を高めるためのポイントをさらに詳しく見ていく。