サービス向上や業務改善を目的に、2017年頃からDXを推進する「三菱UFJ銀行」。AIを活用した業務効率化にもいち早く取り組み、最短2営業日での資金調達が可能なオンライン融資を実現するなど、顧客サービスの拡充・向上につなげている。こうした取り組みを進める中、同社が新たに構築したのが、音声認識AIエンジンを活用したWeb会議の議事録システムだ。
同社では、従来、音声を認識してテキスト化できるAIエンジンをモニタリング業務に活用しており、既に基礎データの学習が進んでいる同AIエンジンを使った議事録システムの構築に取り掛かった。Web会議システムとAIエンジンを柔軟に連携させる方法としては、AIエンジンをWeb会議に電話参加させる方式を採用している。
銀行業務で使用するシステムだけに高いセキュリティレベルが求められるが、同社では開発着手からわずか2カ月程で実装を完了し、議事録作成の自動化を実現した。本資料では同社の取り組みとそれを支える製品について、担当者の声を交えて詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。