昨今、データ分析を支えるBI(ビジネスインテリジェンス)ツールの活用が広がっている。データドリブンな組織を実現するためにも、BIツールの全社的な活用を推進したいところだが、その定着は簡単なことではない。まずは、情報システム部門などの管理部門から導入を進め、全社に効果を共有しながらツール定着の土台をつくる。その上で営業部門やマーケティング部門に展開し、そこから他の業務部門へと広げるという3つのステップで進めることが効果的だ。
では、業務部門へ展開する前になぜ、営業・マーケティング部門に導入すべきなのか。その理由の1つとして、業務との相性の良さが挙げられる。営業もマーケティングもデータを使った報告を求められる機会が多いため、従来のExcel作業からの脱却効果は大きく、ツール活用が部門内に浸透しやすいのだ。さらに、他部門の手本になりやすいという理由もある。
本資料では、BIツールを全社展開するためのステップを解説するとともに、確実に社内に定着させるための7つのポイントを紹介する。使われないBIツールにしないためにも、ぜひ参考にしてほしい。