顧客とのコミュニケーション手段として多くの企業が活用している「メール」だが、届かない、開封されない状態では、成果を挙げることは難しい。メールを正しく配信するためには、配信到達性を維持・向上させることが重要だ。配信到達性とは、受信者の受信ボックスに意図した形でメールを届けるプロセスであり、これが適切でないと、メッセージはスパムフォルダに入れられるか、メールプロバイダーによりブロックされてしまう。
この配信到達性を向上させる上で参考となるのが本ガイドブックだ。これによると配信到達性を左右する大きな要因として、メールプロバイダーによって評価される「送信元企業の評判(レピュテーション)」が挙げられる。また、この評判には、「受信者のエンゲージメント」「スパム報告」「無効なメールアドレス」などの多様な要素が関係するという。
この他にも多くのポイントがあるが、正しいメッセージを正しい相手に、適切なタイミングと頻度、最適なチャネルで届けるという原則を忘れてはならない。本ガイドブックでは、さまざまな視点で配信到達性を高めるためのヒントや便利なツールを紹介しているので、参考にしてほしい。