人事・財務の新たなシステムを導入する際、すぐに選定作業を始めて導入を進めてしまった結果、見直しが必要となるケースも少なくない。こうした結果を招かないためには、選定の前に新たなシステムで解決すべき問題を考え、ビジネスの推進要因を定義・検証し、組織が最終的に目指す状態を確認することが必須といえる。
具体的には、半年から1年後の“組織として望ましい成果”を定義し、これを達成するための課題がどこにあるのかを明確化することだ。例えば、パフォーマンスや収益性の改善、キャッシュフローの最適化など具体的な課題が分かることで、新たなインサイト獲得、新事業の追求といったビジネスの戦略が見えてくる。このように目標を設定した上で、システム要件の検討とベンダーの評価を行うことが必要だ。
本資料では、戦略/オペレーション/テクノロジーの3つの要素からシステムを検討することの重要性や、検討すべきシステムオプションの詳細な内容を提示する。加えて人事部門、財務部門、IT部門の各リーダーに向けたベンダー評価ガイドも掲載しているので、ぜひ参考にしてほしい。