セキュリティ戦略がビジネス成長の基盤に、成功の鍵を握る人事責任者の役割とは

　スマートテクノロジーが人の生活と地球環境の両方を向上させる一方で、サイバー攻撃による課題やリスクも表面化した。ある調査によると2019年に被害を受けた組織の割合は80.7％に達している。特にターゲットとなるのが認証情報や個人情報であり、これらの不正利用が懸念事項の上位に挙げられている。

　一般的にサイバーセキュリティは脅威から保護するためのコストと見なされがちだが、データ侵害の頻発する今日では、消費者はもちろん、ビジネスパートナーや投資家も企業やサービスのセキュリティ対策を判断基準として重視するようになっている。そのため、堅牢（けんろう）なセキュリティは顧客ロイヤリティーの向上やビジネスの競争力強化に必要な基盤と考えられる。

　本資料では、組織がサイバーセキュリティを再考するに当たり、その成功の鍵を握る人事責任者の役割について、社内の全セクションへの連携の呼びかけから、チームトレーニングや専門家資格取得の推進まで幅広く解説する。併せて、セキュリティリーダーに求められる具体的なスキルセットについても紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。