ITインフラのサイジングを迅速かつ柔軟に行え、それらの維持管理やトラブル対応の負担から解放されるといったクラウドの利点は、今では多くの企業に周知されている。その一方で、経済産業省の調査によると80%の企業がいまだにレガシーシステムを抱え、DXが進まないまま、いわゆる“2025年の崖”に近づいてしまっている現状が明らかにされている。
その背景には慢性的なIT人材不足があるが、これこそクラウドの活用で解決できる課題でもある。特にリソース不足が深刻な中堅・中小企業にとって、ITインフラの運用管理をサービスベンダーに任せられるクラウドの活用は、DXを大きく前進させる決め手にもなり得る。
ただし、中堅・中小企業がビジネスの価値を向上させ、“崖”への落下を回避するには、「習熟コスト」「スモールスタート&クラウドネイティブ」「サポート」の3つのポイントに注意してクラウドサービスを厳選する必要がある。本資料ではVMware vSphereを基盤とした国産クラウドを通じ、これらのポイントを満たしたサービスが、いかに企業の成長を支援するのかについて解説する。