会計士が解説、3つの“しくじり事例”から学ぶ電帳法対応のポイントとは？

　電子帳簿保存法（以下、電帳法）が改正され、2024年1月からはいよいよ電子取引のデータ保存が義務化されることもあり、電子化に向けた動きが加速している。一方で、早急に取り組むあまり、失敗に終わってしまうケースも散見される。例えば、明確な目的を定めずに電子化を進めたことで、運用がかえって煩雑になったり、電子化できない書類が残ってしまったりするケースは意外と多い。

　また、システムを導入しても既存の業務やルールを変えなかったことが原因で、追加機能を実装するために大幅なコストや時間がかかってしまう場合もある。さらに、法令要件を正しく理解せず、紙と電子の運用をなんとなく併用してしまうと、電子化による成果は上がらないだろう。

　本資料では、電帳法対応における3つの“しくじり事例”を会計士が分かりやすく紹介した上で、それらを回避するための対策を解説する。あわせて、今後の現実的な電帳法対応の進め方、電帳法体系と対応システムの関連性についても触れられているので、ぜひ参考にしてもらいたい。