ある調査によると、クラウドファースト戦略をとるほとんどの企業において、最初からクラウドホストで起動するクラウドサーバの数は全体の3分の1未満にすぎず、残りはデータセンターから移行されていることが分かった。これは、「クラウドへの移行」が一方向ではないことを意味している。
実際、ワークロードをクラウドからオンプレミス環境に戻したことがあると回答した企業は91%にも上っている。こうしたハイブリッドIT環境においてデータ保護戦略を推進するには、クラウドからデータセンター、またはクラウドから別のクラウドなど、ビジネス要件に基づいた移行を補助できるのが理想的といえるだろう。
本資料は、クラウドでホストされているワークロードの運用やデータ保護に関する調査結果をまとめたものだ。ユーザーの視点や課題を明らかにするとともに、「Microsoft 365サービスのバックアップ神話は誤り」「BaaSやDRaaSを使う理由」など、近年のトレンドを押さえたトピックについても調査しているので、参考にしてほしい。